ショック! マンションの沈下

マンション、ショッキングな記事

産経新聞より引用

国交省によると、問題のマンションは平成18年に販売を開始した横浜市都筑区内の4棟で最高12階建て。大型商業施設に隣接し、計700戸以上を擁する。4棟のうちの1棟が傾いていることに気づいた住民側の指摘を受け、三井不動産レジデンシャルと三井住友建設が調査を開始した。約50本のくいのうち計8本のくいが強固な地盤まで届いていないことなどが判明した。建物の傾きとの関連性を調べている。
両社が施工記録を確認した結果、問題のくいを含め10本の部分の地盤調査が行われておらず、別のデータの転用や加筆があったことが分かった。他の棟でも28本について同様のデータが使われていることも確認された。

ん~ん~。
耐震偽装が平成17年11月(2005年)だから、その後だよね。
そういえば、あれから10年が経過したんだ。
この時、内覧会の問い合わせや依頼、またメディアからの取材で大忙し。
ごめんなさい、自分のことで懐かしんでいる場合でないね。

他の業種ではわからないけど、建築では、このアバウト感は結構ある。
僕が若い時に、建築事務所で勉強していた時もそうであった。
「まぁ、いっかぁ!」とか「検査後に変えちゃばいいよ。」みたいなことが頻繁にあった。
だから、僕もその頃は、その点についての是非は感じなかったです。
これの怖いのは、悪いことであるという感覚が麻痺してしまうことですね。

でも、次に、勤めた会社が非常にこの点に厳しくて、厳格だったんです。
「規制の中で、力を出すのが、設計者の努めだろう」なんてよく言われました。

耐震偽装以来、意識もかなり改善したと思います。
しかし、建築業界の慣習というのでしょうか。
ココは、今でも、根強く残っているのかもしれませんね。

 

プロフェショナルという意義

最後に、あなたにも一緒に考えてもらいたいので、今回はこんな話で終わろうと思う。
12~13年前に学者である僕の先生からこんなことを教わった。
「大切なところ、リスクがある、難しい点、これが分かっているなら、この部分に神経を集中して仕事をしないといけない、プロなんだから。」だから、人が造るものだから・・・というのは言い訳に過ぎないよ。
当たり前のことなのかもしれないけど、僕はこの言葉、強烈に頭に残り、忘れないようにしています。
 
プロフェショナルであるということ。
自覚して仕事をしないといけませんね。
 
 

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