【戸建てを買う】「はっ、あぶなかった!」階段は住まいの中心

【戸建てを買う】「あっ、あぶなかった!」階段を意識しよう。 一戸建てに住まう

階段は家の中でも大切。2階へ3階へ生活動線の中心になるのが階段。「はぁ、あぶなかった! 階段は住まいの中心」あなたにシャアしたい。

階段の2つの大きな役割

何気なく毎日利用する階段、その階段には2つの大きな役割がある。

  • 日常動線としての階段
  • 搬入経路としての階段

日常動線としての階段

階段は日常の暮らしにおいてもっとも頻度の高い場所となり、2階・3階へ階段が上下の繋がりの役目となる。そして毎日利用する階段では安全で上がりやすいことが求められる。

  • 階段の幅は何㎝なのか
  • 階段1段の高さ(けあげ)は何㎝なのか
  • 階段1つの踏板の長さ(ふみづら)は何㎝なのか
建築基準法の階段規定
建築基準法の住宅における規定は「幅75㎝以上」「けあげ23㎝以下」「ふみづら15㎝以上」となる。

しかし、この数字通りの階段では神社の石段のようになり日常生活では利用しにくい。
僕が思うには「けあげ20㎝前後」「ふみづら22㎝前後」低すぎず広すぎずが理想。

ここであなたに少し思い出してもらいたい。
公園や公共施設において「けあげ」が低く「ふみづら」は中途半端な広さの階段を利用したことがあると思う。ちょこちょこした動きになりとても上がりづらい階段であったと思う。

日常生活をイメージしてみる。

日常生活においての階段をイメージしてみるとわかりやすい。洗濯ものを持って上がる、布団を下におろす、荷物を持ってあがる。いろんな生活シーンを想像すると階段への利用しやすさが重要であることが分かると思う。

けあげとふみづらの関係式
階段には次の算定式がある。
55cm≦2×R+T≦65cm(Rはけあげ高さ、Tはふみづら長さ)
「けあげ高さ」と「ふみづら長さ」をあてはめ「55㎝以上65㎝以下」の階段とする。僕としては「けあげ」「ふみづら」の寸法をあてはめた結果の数値が「60㎝~63㎝」であると良いと考えている。

階段周りに危険がいっぱいでは、、、

これは分譲戸建てに多い。部屋を確保することで精一杯の間取りなることで仕方がないかもしれない。しかし階段近くのドアは危険がある。例えば下記のような

  • 階段を上がる:トイレが真正面でドアの開閉と階段動線が干渉。
  • 階段を下りる:リビングドアの開閉と階段動線が干渉。

突発的な衝突による転落やケガの要因になる。洗濯ものを持って階段をあがる。両手が塞がっている。小さな子どもが駆け上る。ここでもいろんなことを想定してイメージしてみると良い。

【戸建てを買う】「あっ、あぶなかった!」階段を意識しよう。
【戸建てを買う】「あっ、あぶなかった!」階段を意識しよう。

僕は建築家の提案する階段に疑問と感じることもがある。小さな子どもがいる家族でありながらスケスケの階段があった。家族の行動を考えていたとしたら、このようなデザインの階段を計画できるだろうか。

搬入経路の役割としての階段

家財の搬入経路としての階段。これも買う前に確認することをお勧めする。特に2階以上に水廻りがある場合注意。

  • 冷蔵庫等の大型家電
  • ピアノ
  • 家具(ソファ、マットレス等)

階段の形状によって、家財が搬入できないこともある。手摺を外さないと入らない、外しても入らない、バルコニーから搬入。引っ越しに余計なお金が掛かるかもしれない。
「階段が狭いなぁ、、」と感じたら、買う前に営業担当に調べてもらうことも大切であろう。
そして、費用が掛かるのであれば、それを納得して買うことが大事になる。

  

「あがる、下がる」毎日利用する階段。
あなたの日常生活をイメージし階段を意識してみてほしい。暮らしやすい家が見つかると思う。