プリンセスメゾン
著者:池辺 葵氏(インスタグラム)
出版社: 小学館
第一刊発売日: 2015年5月
ジャンル:マンガ
【プリンセスメゾン】マンションを買うなら、ぜひ読んでもらいたい。
【プリンセスメゾン】一言ストーリー
マンションがほしい、買う。一人の女性をメインにしたストーリー。
とはいっても、僕が書いているような「こうした方がよい」みたいなお堅い内容じゃなく「マンションがほしい」「自分の家がほしい」買う人の気持ちがとても良く表現されているマンガ。
女性がひとりでマンションを買うストーリーとなると、颯爽としスラっとした女性像を勝手に想像するが、この本は違う。主人公は20代の居酒屋に務める若い女の子。自分の家を買うために節約し貯金をしている。家がほしいという気持ちが素直で、家のこだわりもある。ちょっと冷めた感じはあるが、うざくないほどほどの人への愛情がある。普通の可愛らしさを持った主人公だと思う。
家を買う、理想の関係
主人公がマンションモデルルームに通う。最初は見た目からお客様として相手にされなかった主人公。しかし、スタッフと徐々に打ち解け仲良くなり、スタッフたちが親身になって家探しを手伝ってくれるようになる。
「契約だけを前提とした接客ではなく、お客様の状況を心から考えて家探しを手伝ってくれること」これは家探しの理想だと思うけど、こうであると嬉しい。




プリンセスメゾンは全6巻。家を買うストーリーだけでなく今時女子たちのストーリーも展開される。話の区切りに住まいに対する女子の気持ちの統計やマンション購入時のポイントのようなものもある。またほんのり淡い画風の絵は女性には受け入れやすいようにも思う。男性でももちろんOK
「マンションを買う」
プリンセスメゾンが良い参考書にもなると思うよ。